どうも。気になる記事を見つけたので紹介します。
まずはこちらをどうぞ。
要約すると、配信で毎回多額の投げ銭をする視聴者が貯金が尽きそうなことをコメントするも配信者がさらに投げ銭を促すような発言をしたと。投稿者はそれに違和感を感じて配信から抜けたという内容。
さて、この話題に対し無関心人間がどう思ったのか、解決策とともに述べていきます。
- 【大前提】コンテンツに課金することは重要
- 課金の程度は人それぞれだが・・・
- 自己責任と切り捨てるのは簡単
- 【体験談】視野が狭いと判断が鈍って金遣いが荒くなる説
- 【解決策】その1:相談相手を見つける
- 【解決策】その2:相手の生活をがっつり支える義理はないと考える
- まとめ
- 蛇足:配信者が投げ銭を煽ることについて
【大前提】コンテンツに課金することは重要
まず前提として、コンテンツの存続には金が必要であるということ。好きなアーティストのCDやDVDを買う、グッズを買う、ライブに行く。そういった形で金を出して活動を支える人がほとんどだと思います。(違法アプリを利用する人がいますがそういう人は今回の話題から除外します。)
課金の程度は人それぞれだが・・・
さて、課金するにしてもどの程度するか。
気になるアーティストのCDを買う、ライブに通う。好きなアニメのDVDを買う。それでいて貯金には手を付けない、手を付けても一気に貯金0になるくらいまでの消費はしない。おそらく大多数の人は分野を問わず収入・貯金と相談しながら課金していると思います。
今回の記事のように問題になるのは、明らかに許容を超えて課金する場合。記事に出てくる視聴者(以下Aさんと呼びます。)の場合は貯金が底を尽くくらい投げ銭をしており、度々それを匂わせるコメントもしていたのでおそらく自覚もしているはずです。Aさんの収入や生活状況はわからないし配信者の情報も不明ですが、貯金が危ないという自覚があるのに多額の課金をしているというのは端から見ていると違和感があります。
自己責任と切り捨てるのは簡単
さて、Aさんの境遇についてどう思うか。
生活に支障をきたさない程度に課金する人間からすれば、「自業自得」、「自己責任」、「金銭管理くらい自分でなんとかしろ」みたいに同情を得にくいでしょう。
このように自己責任で片付けるのは簡単です。しかし、私が一時期金遣いが荒かった時期があったのでそれと少し被ってしまうのも事実です。
【体験談】視野が狭いと判断が鈍って金遣いが荒くなる説
個人的な話ですが、私は一時期ストレスで完全に病んでいました。休日はどこにも行けない。家にいても寝るかネットかゲームするだけ。けれど何かやらないといけない。そんな感じで荒んでいました。
病んでた時期、遊戯王カードで万物創世龍が出たのをきっかけにコレクションでも始めてみようかと思い立ったわけです。それからはネット通販でカードを探す日々。何十万円もするカードを見つけてはためらいなく購入ボタンを押していました。そのときは何とも思わなかったのですが、正気に戻ってからはなぜあのようなことをしたのかと自問するばかり。
現在、心が平穏なので言えることですが、病んでいた時期は視野が狭くなり、思考がマヒしていたので大金を使うことに対するストッパーが外れていたのだと思っています。実際、今はコレクションのために大金を払おうとは思わないし、そもそもコレクション自体辞めてしまいました。
Aさんの場合、貯金が尽きそうでありながら大金を投げていることがうかがえるので、ストレスか疲労か、原因はわかりませんが視野が狭くなっており金遣いが荒いのではないかと勘繰ってしまいます。
【解決策】その1:相談相手を見つける
ただ客観的な事実を言うだけというのもアレなので、こういった事態になったときの解決案を考えてみました。(私が病み期を脱したのは周囲の環境が良い方向に変わったことなのですが、全員に当てはまるわけではないので詳しくは触れないでおきます。)
すぐにできそうなことは相談できる相手を見つけることです。友達や家族でなくても、カウンセリングでも心療内科でいいので投げ銭しすぎていることを相談できる相手が見つけるのが一番手っ取り早くこの状況を打開できる方法だと思います。実際私も心療内科に通って薬を飲みだしてからいくらか精神状態がマシになって金遣いの荒さが和らぎました。
ちなみにAさんの場合は自制がきいているようには見えないのでカウンセリングよりも心療内科の方がいい気がします。できれば依存症に対応している医院で。
ただし本人が打開しようと思わない限り状況を好転させるのは無理でしょうが。
【解決策】その2:相手の生活をがっつり支える義理はないと考える
そもそも自分のことを支えれないのに赤の他人を金銭的に支えるのが無理だと思うんですが。個人あるいは運営を金銭的に支えるのは消費者金融に任せて、自身が楽しむ分だけお金を払う。それで十分だと思います。(楽しむ分が1回10万円とかだったら知りません。それなら収入を増やしてください。)
まとめ
結局のところ配信で投げ銭するときは精神が安定しているときでないと大金が瞬時に溶けるということだと思います。あとはリアルを充実させて投げ銭以外にも生きがいを見つけることでしょうか。もし自身の周囲でAさんみたいな人がいるようだったらなにかSOSをほのめかす言動をしていないか観察して、相談に乗ってみてはいかがでしょうか。
蛇足:配信者が投げ銭を煽ることについて
これは個人的な考えですが、配信者って大口の案件をしていない限り視聴者からの投げ銭が収入のメインになるはず。ということは、配信者側からしたら視聴者に生活できるだけのお金を払ってもらわないといけない。ということで、配信者から視聴者へお金を要求するのは当然の流れであると考えます。(専業配信者だったらこうなると思います。副業でやっている人は当てはまらないかもしれません。)
今回の場合は貯金が尽きそうな相手に対しお金を要求していますが、配信者側にとって太客であり、なおかつ配信者側が視聴者の金銭的配慮をしない人であれば今回のケースみたいなことは当然あり得ると思います。あと、そもそも視聴者本人の事情って他の人にはわからないので、「またまた~」とか「いつもありがとうございます」みたいな悪意がない(あるかもしれないですが)受け答えになる。それが結果的にお金がない人を煽っているように見えるのかもしれません。
結論、配信者が投げ銭を煽ることは「いい」か「悪い」かというよりはそれが当然の流れであり、それにハマりすぎないためにはリアルを充実させ精神的に不安定な時に配信を見ないようにして自衛する方がよいというのが私の考えです。
まとまりがない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。